豆ちゃんのコツコツ帖

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パナソニックのヒーターレス気化式加湿機(FE-KXシリーズ)を使って1年以上経過したのでメリットデメリットを挙げる

Panasonicのヒーターレス気化式加湿機

パナソニックの加湿機を室内で撮影した画像

パナソニックの加湿機

2019年9月発売モデル(FE-KXS05)ですが、2020年9月発売モデル(FE-KXT05)と比較したところ、説明書の「仕様」の項目は同じでしたので、参考にしていただけると思います。

 

私が加湿機に求める条件

・本格的な加湿力

冬になると鼻腔の乾燥感(ドライノーズ)がひどく、困っていました。
卓上タイプでは物足りなかったので、広めの空間にも対応できるものを探していました。

・カビやぬめりが出にくいこと

インテリアのお店などで売っている加湿器は、おしゃれなんですけど、いかんせん掃除がしにくい!
水を入れるタンクの口が狭く、内壁に手が届かず、すぐぬめりが出てしまっていました。
このぬめりが気化された空気を吸い込んでいるかも、と思うと、鼻炎がますます悪化しそうで……。

・電気代もなるべく抑えたい

お手入れの簡便さを考えると、ポットタイプ(加熱式)が良いですよね。
ただ、水を加熱するわけなので、電気代がけっこうかかる。

私は「電気代がかかる」と思うと、ついケチって、使うのを控えてしまう人間でして……。
しかし、鼻のことを考えると、一日中つけていたほうがよさそう。
ということで、電気代控えめがいい。


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この3点を考慮したらPanasonicのヒーターレス気化式加湿器になった

 なかなかお値段がするので、勇気が要りましたが、それよりも鼻の乾燥感がつらすぎて買いました。

 

1年以上使ってみた感想

2019年の秋に購入し、本記事執筆時点で1年以上使用しています。
(購入したのはFE-KXSという品番ですが、2020年モデルのFE-KXTと同じ仕様です。説明書にて比較しました。基本的な性能は同じと考えてもらって大丈夫かと思います)

メリット 全体的に優秀

加湿力がすばらしい

私が購入したのは14畳対応。
机上に置いて加湿するタイプのもの比べると、明らかに加湿のパワーが強いです。

「なんか鼻ムズムズするな」と思うときは決まって、加湿機をつけ忘れているので、実際かなり働いてくれているのだと思います。

おおよその湿度をモニタリングできる

Panasonicの加湿機の湿度計部分を撮影した画像

だいたいの湿度がわかる

湿度計を持っていないので、目安でも湿度がわかるのはありがたい。

つけ忘れていると30%台になっていたりするし、室内に洗濯物を干すと70%オーバーになったりします(70%を越えると自動で加湿停止してくれます)。

私は冷房で乾燥するのも苦手なので、夏場も加湿機をつけたりするんですが、70%を越えている日などは「今日はつけなくていい」とわかるので便利です。

毎日掃除しなくてOKなのにカビない

掃除の頻度は1か月に1回程度でOK(ただし1日8時間運転の場合です。私はほぼ1日中つけているので、2~3週間に1回程度、清掃ランプがつきます。なお、タンクだけは毎日すすいだほうがいいです)。

月イチ程度の掃除でいいのに、カビもぬめりもなく、優秀だな、と思います。

イオン除菌ユニットなるものが、防いでくれているらしい。

加湿機のイオン除菌ユニットの画像

イオン除菌ユニット(水色で囲んだところ)

最初は、イオン除菌ユニットを見て、「こんなんで本当にカビ防げるのかな」と懐疑的でしたが、かなり優秀です。
ほぼカビもぬめりも見たことがありません(掃除をサボりまくったら、さすがにダメだとは思いますが)。

タンクがわりと大容量、口も広い

水を入れるタンクが小さいと、「さっき水入れたのにまた!?」とうんざりしますよね。
比較的タンク大き目なので、ゴリゴリに使ってもまる一日くらいは持つ気がします。

タンクの口が広いので、内壁を洗いやすいのもGOOD。

デメリットというほどではないが、やや気になる点

風がけっこう出る

水を気化させて、それを風で送りだすので、それなりに風が吹き出します。
ちょっとひんやりした風なので、近くに置いていると、冬場は寒く感じますね。

まあまあ重い

5.2キロありますので、まあまあ重いです。
据え置き型で、移動させることは考慮されていないので、取っ手的なものもありません。

移動させたい派はもどかしいかも。
私はエアコンの風によって向きを変えたりするので、ホームキャリーに載せて使っています(脱線しますが、ホームキャリー、相当便利です!)。

 

デメリット 掃除はやっぱり面倒くさい

概ね月1回やらねばならない掃除は、やっぱり面倒くさいですね……。

水回り編

Panasonic加湿機のトレーやタンクが並んでいる画像

月1回洗うパーツ

タンク、トレー、加湿フィルター、イオン除菌ユニットを加湿機から取り出して、水洗いします。

トレーやイオン除菌ユニットは、やわらかいスポンジで軽くこするだけなので、そんなに手間でもないのですが。

加湿フィルターが面倒。
水に含まれるカルシウム成分などが徐々にカッチカチに固まってくるので、クエン酸に浸け置き→押し洗いします。
が、数時間程度浸けたくらいでは全然取れないんですよね……。

Panasonic加湿機の加湿フィルターの画像

加湿フィルター すでに変色

でもこのフィルター、10年使えるらしいです(1日8時間運転の場合)。
消耗品なので、買い替えることもできます。

(私を含め、使用時間が長い方は、早めに買い替えたほうがいいのかもですね。Amazonにありました!)

 

プレフィルター編

加湿機のプレフィルターを外して並べた画像

プレフィルター

加湿機本体についているプレフィルターも1か月に1回程度掃除します。
溝があるので掃除機で吸ってもいまいち取り切れない。

ので、私は綿棒でほこりを掻き出しています。

加湿機のプレフィルターのほこりを綿棒で取っているところの画像

プレフィルターの汚れを綿棒で掻きだす


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おわりに

 掃除の面倒くささはあるものの、私は「買ってよかった」です。

ただ、少々お高いので、買うときに「丁寧にメンテ(掃除)しながら、長く使うぞ!」と決意が必要でした。

本記事の掃除の項目を見て「うわー、面倒そう」とげんなりされた方や、忙しくて加湿機の掃除まで気が回らないという方は、見送ったほうが無難かと思います。
電気代はかかりますが、ポットタイプ(加熱式)がおすすめです。

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