アラフォーになって気になりだした「黄ぐすみ」。
原因の一つと考えられている「糖化」について学び、対策(食事、生活習慣)を考えてきました>>>【お肌】アラフォーになって後悔していること③ - たるみ・黄ぐすみを招く「AGE」の恐ろしさをわかっていなかった
黄ぐすみ対策をうたってるスキンケア商品も出てきているようなので、いろいろ調べていたところ……
「糖化」以外に「カルボニル化」という現象があるらしい(資生堂・2018年プレスリリース:(PDF形式)https://corp.shiseido.com/jp/releimg/1808-j.pdf)。
しかも「糖化」よりも「カルボニル化」による黄ばみのほうが色味がつよいようです。
「カルボニル化」も気をつけておくに越したことはない。
ということで記事にしてみることにしました。
どうやらまだ研究段階のようなので、今おさえておくことは
・紫外線、たばこ、食事などに気をつける(肌ケアの基本をしっかり)
・抗酸化作用のあるスキンケア商品を取り入れる
・オリーブ葉エキスがカルボニル化を抑制する可能性あり(今後の商品開発が待たれる)
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カルボニル化とはなんぞや
「お肌のタンパク質が劣化する→黄ぐすみ」という点は、糖化もカルボニル化も同じ。
両者の違いは元の材料が異なるというイメージですね。
糖化:糖+タンパク質→AGE
カルボニル化:脂質(→アルデヒドに変化)+タンパク質→ALE(脂質過酸化最終産物)
ここでいう「脂質」とは、血液中の脂質(コレステロールとか中性脂肪的なやつ)ということでしょうかね(→専門分野でないので不確定です)。
ともあれ、カルボニル化によって劣化したタンパク質はかなり黄色くなってしまいます(資生堂の肌モデル実験だと、糖化よりはるかに黄色い)。
紫外線でカルボニル化したタンパク質増える→黄ばむ
資生堂の実験では、紫外線を浴びた部分と浴びていない部分で、カルボニル化したタンパク質の量を比較。
・紫外線を浴びた部分で多い
・40代以降多くなる
・真皮の上のほうに多い
ということで、結局のところ、「カルボニル化」は、一般的な「老化」とかなり深く関係していそうな印象です。
よって、現段階で私たちができることは、
・紫外線対策
・タバコなどはやめる
・バランスよい食事
という「肌ケアの基本をしっかりと」になりそうです。
抗酸化作用のあるスキンケア商品を取り入れる
カルボニル化で生じるALEは、「脂質過酸化最終産物」なので、抗酸化作用のあるスキンケア商品を使うのもよいと考えられます(参考:近年話題の黄ぐすみは、実はたるみの一因だった!? ~透明感とハリのつくり方~|株式会社ドクターシーラボのプレスリリース)。
※ただし、スキンケア商品は基本的には角質層への浸透ですので、お肌の奥の真皮のカルボニル化は身体の内側からのケア(食事運動睡眠)が大事になりそうです。
抗酸化作用をもつ成分はいろいろありますが、有名どころだと「ビタミンC誘導体」などでしょうか。
ビタミンC誘導体入りの化粧水や美容液はいろいろ販売されていますので、取り入れやすいですね。
(参考)オリーブ葉エキスがカルボニル化を抑制するらしい
資生堂の研究では、オリーブ葉エキスがカルボニル化を抑制するとのことで、化粧品類を開発中のようです。
現在発売されている商品だと、(※カルボニル化についての効能は触れられていませんが)、エリクシールのリセットブライトニストにオリーブ葉エキスが配合されています。
(※ ただし、オリーブ葉エキスは「角層保護」成分として配合)
資生堂公式 ワタシプラス>>>【資生堂公式】エリクシール ホワイト リセット ブライトニストの商品情報・コスメの通販 | ワタシプラス
黄ぐすみに対する効果は現段階ではわかりませんが、「紫外線ダメージを溜めこまない明るい肌を保ちます」とあるので、黄ぐすみが気になる方はご参考まで、でした。
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おわりに
資生堂の研究をもとに、お肌のタンパク質のカルボニル化について、学びました。
まだわかっていない部分もあるため、現段階で気をつけるのは
・紫外線対策しっかり
・タバコなどはやめる
・バランスよい食事(血中脂質に気をつける)
・抗酸化作用のあるスキンケア商品を取り入れる
という「肌ケアの基本をしっかりと」ということでした。
紫外線対策、ほんとに重要なんだなー。
何調べてても「紫外線気をつけろ」って出てくるもんなぁ。
と身にしみております。。。
反省>>>【お肌】アラフォーになって後悔していること① - 冬や夕方の日焼け止めをサボったこと