メイク用品、使い切るの難しい問題
毎日必ず使うスキンケア類は別として、メイクアップ系の化粧品ってどうしても残ってしまいますよね。
肌に乗せるものだから、そう何年間も保存しておけるものでもないですし。
十分に活躍したものの、使用期限的な理由で捨てることになったのか。
そもそも買うときに判断ミスしてしまっているのか。
このあたりの事情を振り返って、今後の買い物に生かしたいと思います。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
広告
ほぼ使わずに処分になってしまったもの
① イエロー系のコンシーラーとアイシャドウ
ゴルゴライン(ミッドチークライン)をごまかそうと画策していたころに買ったコンシーラー&アイシャドウ。
当時、ゴルゴラインをクマの一種だと思い込んでいた私(まだゴルゴの凹凸が深くなかったので、クマに見えたのです)。
「茶色のクマにはイエロー系のコンシーラー」というのをどこかで見て、購入しました。
ですが、ゴルゴラインは物理的な凹凸(つまり影)なので、茶クマとは全然別物なんですよね(凹凸が深くなってきて、決してクマではないことを実感する今日この頃)。
実際、イエロー系のコンシーラーやシャドウをゴルゴに仕込んでも大した効果もなかったと記憶しています(ゴルゴは凹凸で影ができているので、色味云々より光の当たる角度の影響のほうがよほど大きい)。
さらに。
友人からこんな話を聞きまして(※コロナ禍前)。
「こないだ結婚式の受付したんだけどさ。
私たちよりちょっと年上の人でさ、ゴルゴラインのところだけ、完全に色が違う人がいたわ。影とかじゃなくて、色が完全に違うの。
正面から鏡で見るぶんには消えたんだろうね。
ああ、この人もゴルゴ気にしてるんだなぁと私は思ったんだけど。
でも、ゴルゴ知らない人からしたら逆に目立つと思う。」
これを聞いて、「それ聞いてなかったら、私、同じようなメイクやってたかも!!あぶなっ」と思いました。
ということで、イエロー系コンシーラーとシャドウ類の出番はますますなくなったのでした。
塗るなら光を飛ばす系のハイライトとかのほうが良さそうですよね。
反省点
1回使ったかどうかで処分になったので、もうちょっと調べればよかったかな、とも思いつつ。
ある程度自分で試して納得することも必要だったので、これはこれでよしとします。
あと、メイクって、人に見てもらうことも大事だなと思いました。
② とりいそぎで買ったアイシャドウ
記憶があいまいですが、おそらく、外出先で慌てて買った類のもの。
小さくて携行性が良いので、旅行などのときに持参していましたが、普段は使わず。
というのも、私の目元では発色がイマイチ(とくに薄いベージュのほう)だったから。
旅行先で撮った写真を見て、「あれ??いつもよりずっと目が小さいな」と感じたので、「せっかくの旅行でテンション下げるのもどうなんだ……もう使わないかも」ということで処分。
反省点
若い頃は、「ブラウン系であればアイシャドウなんてどれでも同じ」と思っていましたが、中年になるとそうでもないですね(汗)。
次は色味をちゃんと吟味しようと思います。
③ 何度新調しても数回しか使わないのに買ってしまう……マスカラ
自まつ毛が薄いので、マスカラは絶対塗ったほうがよかろうという自覚はあります。
が。
ハードコンタクトレンズ使用者なので、マスカラのカスとかファイバーが目に入ると、猛烈に痛いのです。
自宅とかならいいですけど、外でふいにゴミが入ると、涙が止まらず、かといってレンズをなくしそうなので安易に外すこともできず……。
目薬をこれでもかと差して、ゴミを除こうとするんですが、マスカラのファイバーなんかだと、繊維ですからレンズのほうにピッタリくっついてしまって、全然取れる気配がない!
ということで、どうしても目が痛くなるので、マスカラは新しいものを買っても1~2回でやめてしまいます。
反省点
ハードレンズ使用者でも使えるマスカラというのを調べて買ってみたりもしたのですが、どうしてもダメでした。
「もうマスカラはもう買わない」と決意するのに、ふとしたときに「今度こそ大丈夫かも」と買ってしまうんですよね。
この「何度も懲りているのに繰り返す」というのをもうやめたいと思います。
④ あまり考えずに買ったアイライナー類
目の構造的な問題なのか、アイラインが滲みがち。
気づいたらささやかなパンダになっている現象、若い頃よくありました。
どんなに「滲まない」とうたっていても、ペンシルタイプは滲みやすいですね。
写真の細筆タイプのほうは、メイク一式を忘れて旅行先のコンビニで買ったもの。
当時の私には物足りなく……普段使いには昇格せずそのまま放置。
反省点
メイク用品を忘れると、出先で買い直すにもお金がかかる。
しかも慌てて適当に買って処分することになるので、忘れないように気をつけようと思いました。
⑤ 似合わなくなったチーク
どちらも底が見えているので、これらは「十分使った」といえるとは思いますが。
年齢を重ねて、肌の赤み(敏感肌による炎症)が出るようになり、チーク自体が不要になってしまいました。
むしろチークを塗っていると、ほんのちょっとの量でも「顔真っ赤だよ!大丈夫?」と心配されるありさま。
また、肌全体に多少のくすみが出てきたため、明るめのピンク自体がちょっと浮くようになったというのもあります(あゝ、中年)。
反省点
まあまあ使ったので、これはこれでよし。
チークが似合わなくなったことを早めに自覚できたのはよかった。
やっぱり、近しい人や美容部員さんなどにチェックしてもらうの、とても重要ですね……。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
広告
おわりに
捨てたものたちから私が学んだことは
・よく調べてから買う
(まあ、プチプラ品なら衝動買いもまた楽しいのですけど)
・面倒がらずにアイシャドーの色はきちんと選ぶ
・マスカラは買ってはいけない(私の場合)
・信頼できる人の意見は参考にする
若い頃は、多少メイクが下手だろうとなんとかなりましたが(というか、今思うとすっぴんで十分きれいですものね。この歳になると若い子ほんとに全員かわいく見える、ほんとに)、中年になると、客観的な視点も必要だなーと思います。
もはや何色が似合うのかすらわからなくなってきているので、マスク生活が終わったら、デパートのカウンターに相談に行ってみるのも手かなと改めて感じました。
広告