在宅での仕事を始めて気づいたのは、「思いのほか、疲れる」ということでした。
通勤も、職場の人間関係もない、さぞかしラクになるかと思いきや
あれ?意外と疲れるなあ、と。
身体が重いし、頭もぼーっとする。
原因はおそらく、「座りっぱなし」のせい。
(出勤していると、意外と動くんですよね。フロアや建物が広いので)
ということで、「強制的に、一時間に一回軽く身体を動かすシステム」がいいのではないか、と思うようになりました。
「50分作業+10分軽い運動」をワンセットにするというやり方です。
詳しく書いていきます。
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50分作業したらキッチンタイマーのアラームを鳴らして軽く身体を動かす
タイトルの通りですが、キッチンタイマーをセットしておいて、所定の時間が過ぎたらアラームを鳴らし、強制的に休憩する、という方法です。
いわゆる、「ポモドーロ・メソッド」の時間配分を変えただけ。
ポモドーロ・メソッドでは、25分作業して、5分休憩、というスケジュールになっています。
私の場合は、25分だと短すぎるというか、ブツブツ分断される気がしたので、とりあえず50分にしています。
(集中できる時間は個人差がありますので、好きな時間に設定してよい思います。)
休憩の10分のうちにやると決めているのは、軽く身体を動かすこと。
だからといって、「合間に絶対運動しなきゃ」と思い詰めると、これまたストレスになってしまいますので、「ストレッチすると心地よいからやる」というくらいのスタンス。
たとえば
・ダイソーのゴムチューブで肩甲骨を伸ばす
(前かがみになりがちの人にはおすすめ)
・踏み台昇降
(踏み台昇降の参考記事)
(参考) キッチンタイマーは100均のもので十分
私が使っているのはこちら。
コンパクトでシンプル、机上に置いても気が散りません。
手元で使用する場合は、アラーム音が少し大きい気がするので、音の出る穴をシールで軽く塞いでいます。
マグネットがついているので机の脚や、メタルラックなどにもつけられて便利。
もちろん、キッチンタイマーとしてアラームを鳴らす以外に、ストップウォッチのような使い方もできます。
電池を交換しながら、もう何年も使っていますが、まだまだ壊れる気配がありません。
お試しで使うには十分かと。
(参考2) スマホのアラーム機能を使うのはおすすめしない
これは単純に、机上にスマホを置いていると、どうしても気が逸れるからです。
電話対応をする必要がある方は別ですが、基本的にはスマホは机から少し離れた場所に置くとよいです。
立ち上がって取りにいかないと操作できない距離感がおすすめ。
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おわりに
私は変なところで完璧主義のため、「一日中(せめて7時間)ずっと集中しなくちゃ!」みたいに思い込んでしまうのですが、現実は「一日中フルに集中」となると非常に難しいもの。
最初のほうで一気に集中してしまうせいか、長時間仕事をしていられない、という状況がこれまで多々ありました。
「50分仕事+10分運動」をワンセットにして以来、強制的に休憩あるいは体を動かすためか、疲れが残りにくくなりました。
10分休憩の間に、好きな音楽やラジオを聴きながら踏み台昇降をすると、かなり気分転換になる感じがします。
ダラダラしそうになっても、「次の休憩で〇〇しよう」と思うと、持ち直すことができます。
私はついネットをしてしまうのですが、「(仕事とは関係のないことで)〇〇を調べたい」と思ったときに「今仕事してるんだからダメ!」と思うとちょっとストレスですが、「次の休憩で、あれとこれとそれを調べよう」と思うと、我慢してる感も生じないので、けっこういい感じです。
在宅勤務で疲れないためには、作業環境も大事、ということで、作業スペースを適宜見直して微調整もしています。