
好きな香りを選んで調合してもらえる「MY ONLY FRAGRANCE」に行ってみたので、感想を書いておきます(このブログはそんなに拡散力はないから忖度なしでいくぞ)。
さきにポイントを挙げておくと
・自分で選ぶ体験はとても楽しい
・トップノート(最初に感じる香り)で選ぶので、ラストノート(後に残る)が苦手な可能性もある
・全体的に「商売上手」感(グーグル口コミ圧つよい)
ごくわずかに「うーむ」なところはあれど、全体としてはとても楽しかったし満足しています。
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MY ONLY FRAGRANCE 行ってみた
香水に興味はあれど、自分の好みにピッタリ合うものを探すのは難しい。
(ヘアケア製品ですら香りがきつく感じてこんな記事→香りのきつくないスタイリング剤はどれ? を書いている私である)
でも、自分の好みに調合できるのならば、「数回使っただけで持て余す」みたいなこともなくていいかもしれない。
そんなとき、ちょうど友人とMY ONLY FRAGRANCEの話になって、行ってきました✨

HPから予約して行ったけど、飛び入りらしき外国人観光客も案内されていたので、すごく混雑している日以外はなんとかなるのかもしれない。
まずは受付。
LINEへの登録が必須でした(香水の取り扱い等、注意事項への承諾が必要で、それをLINEで済ませる感じでした。氏名や生年月日も要入力)
香りの選定へ

実験台みたいな机の上にずらりと並ぶアロマストーン。
机の低い部分と、中央の高いところでエリア分けされて、中央高いエリアは+500円かかるしくみ。
まずは番号のついている香り(追加料金なし)から2つを選ぶ。
先入観なく選ぶために詳細ふせられており、番号になっているそう。

香水が垂らされたアロマストーンに漏斗(ろうと)がかぶせてあって、ろうとの内側を嗅いでいく。
No.1~63まであるらしいのだが、途中で番号が飛んだり欠品していて、その日実際に嗅げたのは22個くらいでした(まあ、たしかに63も嗅ぐのは現実的に無理だと、体験してみた今はわかる)。
好きな香りを選ぶといっても、これが意外と難しくてですね。そもそも店内があらゆる香水の香りがしますからね。
鼻が疲れたりして、よく分からなくなってきたら、コーヒー豆のビンが置いてあるので、それを嗅いでリセット。
あんまり考えるとわからないので、なんとなく、で2つ決めました。
ともあれ、「わからんわからん」と言いながらも選ぶ体験はとてもたのしい。
つづいて、机の中央に置かれた香りから一つ選ぶ(追加料金500円)。

青竹だとか、ビャクダン、柚子だとか、日本っぽいものが並んでいて「なるほど、これは外国の人もオーダーしにくるわな」などと思ってしまった。
私なぞは「たった数ミリリットルの液体ために500円追加かあ」と頭をよぎってしまいました……
かといって、基本セットの2種の香りだけだと少ない気もする。
せっかくオーダーするのに2種じゃもったいないなという心理がはたらき、結局追加してしまった(この形式、完全に購入者の心理ついてるよな~商売上手だ)。
調合

一番好きな香りをメインに据え、調合していってもらう。
基本の配合は決まっているようで、そこから少しずつ微調整していく感じ。
私はわりと早々に「まあこんなもんかな」と感じたので、そのまま仕上げてもらうことに。

名前を印字したラベルを貼ってもらえる&フタの色をゴールド/シルバーで選べます。
きんちゃくを頂けて、そこにテストスプレーして、お会計(今回は7000円なり)。
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(小声)ほんのちょっとだけ「うーむ🤔…」なところ
①グーグル口コミ書いてね圧はつよい
受付時の説明を受けているときに「グーグルの口コミを書いていただいています」とのこと。
決して強制はされていないのだが、「(必須です。書いてもらわないと作れないですけどいいですか!?)」的な圧をものすごく感じてしまった。
言葉としては「書いていただいています」としか言われていないので、こちらの勝手な受け取り方と言われてしまえばそれまでなのだが……書かざるを得ない感じがつよかった(まあそれも商売手法の一つだから構わないのだけども)。
調合が終わり、商品を待っている間に「今のうちにグーグルの口コミお願いします」とQRコードを提示され、その場で記入するスタイル。
(どうりであの大量の口コミ数ながら平均の★が5.0なんだなと思う。どんなにいい場所でも5.0にはならないのがふつうなのでちょっと不思議には思っていた。
ただ、書いた内容をその場で確認されるようなことはなかったので、どうしても書きたくない方はその場をうまくしのげばいいのかもしれない。)
②ラストノートは確認できない
調合してもらってすぐ~数時間は「うおおおお、とても素敵な香りだ、やっぱり自分で選ぶのってすごい」と思っていたのですが。
夜になってから、香水をスプレーした巾着から漂う香りが「おや? 変わっているぞ」と気づく。
なるほど、好きな香りははやめに揮発して、あまり得意でない香りが長く残ってしまっているようだった(いわゆるトップノートとラストノート)。
香水使い慣れている人はなんとなく予想できるのかもしれないが、私は想定外でした。
まあこれは、つくるときには確認しようがないので、お店に責任があるわけでもなく、どうしようもないのだけれども。
体につけると時間経過に伴って気になるかもしれないので、ハンカチにスプレーして持ち歩こうかななどと思っている(気になったらジップロックとかに入れておいて、すぐ洗えばいいしね)。
あるいは、アロマストーンなどに垂らしてルームフレグランスとして使い、苦手な香りになってきたらベランダに出すとかもいいかもしれない。
※後日談 気にならなくなった
購入初日はラストノートが気になったのだけど、その後なぜか全く気にならなくなりました。
今はハンドタオルにスプレーして持ち歩いているのだが、どんな素材にスプレーするかにもよるのかもしれない。
仕事中などにハンドタオルをこっそり嗅いで「あああああー🤩いい香り✨」とリフレッシュしております。
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おわりに
ちょっとだけネガティブなことも書いてしまったけれど、全体的にはとても楽しかったし、満足でした~。
好きな香りを選んで調合すると、やっぱりとても好きな香りになるのだなあ、とちょっと驚きもしました。
「自分用の特別な何かをつくる」って楽しいよね、ほんと。
外国人観光客もたくさん来ていたし、記念日のカップルもいたし、「うまいことニーズ満たしてるなああああ!」と感心してしまったのでした。