若い頃からあったシミが、徐々にふくらんできまして。
思い切ってレーザーで除去(自費治療)したのが2023年の1月。
あれから約1年経過したので、感想などをまとめておきたいと思います。
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シミだと思っていたら……ふくらんできた
ほくろはあれど、シミは少ないタイプの肌だと思うのですが、29歳くらいから「なぜここにだけあるんだい?」というシミが頬にうっすら見えるようになり。
けれど、メイクをすれば完全に見えなくなるレベルのものでしたので、全く気にしていませんでした。
しかし「濃くなるだけならまだしも、なんか膨らんできたぞ……」と思い始めたのが30代後半。
ちょうどマスクのワイヤーがドンピシャで当たる位置だったからなのか、「日に日に膨らんでないかい? しかもかゆいときもあるぞ」と。
色が濃いだけならコンシーラーとかでほぼ隠せますが、膨らんでいるので、メイクで逆に凹凸が目立つような気がするんですよね。
↑この写真だと自動補正で明るくなっているので、分かりにくいのですが、ほくろよりもだいぶ目立つのです(毛穴も目立つな……ご容赦ください)。
自分なりに調べた感じだと、もはやシミではなく「老人性イボ(脂漏性角化症)」になっているっぽい。
だとすると、イボなので化粧品の類ではどうにもならず、皮膚科で取ってもらうしかないらしい。
液体窒素で取るなら手軽だけど、後で余計にシミになったりすることが多いらしいので、自費治療がメジャーらしい。
しばらくの間、「イボ気になるなー、でも自費だからお高いんでしょ?」と自問自答を繰り返しておりました。
そんなとき、年上の友人が、「レーザーでシミを取った」と言うではありませんか!
友人のシミは、存在にすら気づかなかったレベルのものだったので、「その程度のシミでも取ることが許されるのなら、私のイボはますます取っていいのではないかい!?」と思った私。
レーザー治療後は日焼けが禁忌なので、やるなら冬場のほうがいいらしいということもあり、昨年(2022年)の年末、皮膚科へダッシュしたのでした。
皮膚科へ
近所の皮膚科のホームページを見て、保険診療も自費診療もバランスよく扱っている印象の医院を選定しました。
イボじゃない可能性もあるので、まずは通常の受診。
ダーモスコープで診断してもらったところ、やはり老人性イボ(脂漏性角化症)でした。
取らなくてもいいけれど、放置していたら今後どんどん濃くなるか大きくなっていくだけとのこと。
保険適用の治療だと、取った後に逆に目立つ可能性がかなり高いとのことで、炭酸レーザー(自費)で取ってもらうことにしました。
年明けの、手術担当の先生がいらっしゃる日に予約を入れてこの日は帰宅。
手術当日
一応「手術」扱いになるようですが、お化粧がNGくらいで、これといって制限はありませんでした。
(しかし、うっかりアクセサリーをつけたまま行ってしまい、看護師さんに言われて慌てて外しました、反省)
担当してくれた女医さんは、いかにも「デキる人」な雰囲気で、説明もしっかりしてくれて信頼できたのがよかったです。
今回表面に出ている分は除去しても、肌の内側にあるシミが徐々に出てくるので、完全皆無になることはないとのこと。
でも、お化粧で隠れるレベルには十分なるとのことでした。
診察台に寝て、頭の下に板を敷いたり(たぶん感電予防とかなのかな)。
患部に麻酔を打ち、少し待機。
この記事を書くまで、麻酔を打ったこと自体すっかり忘れかけていたので、痛みもそんなになかったんじゃないかと。
(話が逸れますが、私が思う一番痛い注射は、抜歯のときの、上あごの深部にブスっと打つ麻酔だと思う……あれに比べたら全ての注射は痛くない)
友人は「宇宙人みたいなゴーグルをかけた」と言っていましたが、私は「目を開けないでくださいね」と言われただけでした。
炭酸ガスレーザーでちょっとずつ皮膚を削っていきます。
麻酔しているので痛みはないし、目も開けられないので、なされるがままという感じ。
面積がわりと広かったからか、「けっこう長時間(といっても数分程度)削るもんなんだな」と思いました。
看護師さんに薬を塗ってもらい、絆創膏を貼って終了。
お会計
自費診療なので、患部の大きさや、医院によってお値段がかなり変わるようです。
私のイボはけっこう大きかったので、最初や経過の診察を含めると全部で3万くらいかかりました。
お財布にはなかなかのダメージですよね。。。
患部のケア
除去直後の写真を撮る余裕はなく、2日後ですが、だいたいこんな感じ。
※患部の右上もちょっと赤くなっていますが、ここは肌荒れでニキビっぽい感じになっているだけで、施術はしていません。
一日1回(だったかな)の洗顔時は泡で洗って、とにかくこすらないように、と。
患部を清潔にしたら、塗り薬を塗って絆創膏を貼るのみ。
マスク生活だったので、絆創膏も目立たず、問題なし。
1週間後の診察
術後1週間くらいのタイミングで傷の治りを診てもらいました。
順調に治っていたので、日焼けに気をつける以外は、もう通常の生活でいいですよ、とのこと。
ただ、マスクがちょうど当たる場所なので「擦れないように気をつけて」とかなり念を押されました。
なので、マスクをつけるときは、注射用の小さい絆創膏をさらに小さくカット(粘着部分でかぶれるので)して、患部に貼っていました(摩擦防止)。
絆創膏だと恥ずかしいなというときは、友人が分けてくれた透明フィルムで凌ぎました(ありがたや)。
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経過まとめ
医師が「肌の奥の方からまだ出てくるので完全皆無にはならない」とおっしゃっていたように、ちょっとうすぼんやりシミが出てきていますが、完全にお化粧で隠れるレベルになりました。
総合的な感想
人様から見れば、そんなに気にならないレベルだったかもしれませんが、自分自身が「このシミ(イボ)、膨らんでてなんかやだなー」と思わなくて済むようになったのがよかったです。
3万はちょっとお高い気もしなくはないですけどね(汗)
まあでも、私はやってよかったと思っています。
イボを診てもらったとき、口元のほくろも取ってもらおうか迷っていたのですが、「口元はどうしても動かすので治りが遅い→目立ってしまう場合がある」と聞き、取りやめたのですが……
「やっぱり同時にとってもらえばよかったかな」とちょっと後悔しています。
色は薄いので目立たないのですが、膨らんできたのがやっぱり気になってしまって。
まあ、どうしても気になるようなら、またお金を貯めて、トライしたいと思います。
一回経験するとハードルも下がりますからね。