たるみ・黄ぐすみの原因となりうるAGE。
まずは、摂取量をなるべく減らすのが第一手でした>>>【AGEを多く含む食べ物リスト】
AGEが多い食品を減らすとして、じゃあほかに何を食べたらいいのか。
本記事ではAGEに対抗してくれる食品をチェックしていきます。
(参考文献)
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
広告
AGEを減らすには ビタミンBとカテキン
活性酸素対策のところでも登場しました(>>>【お肌】アラフォーになって後悔していること② - 野菜をあまり摂ってこなかった(活性酸素編))が、結局、老化には「ビタミン類とポリフェノール」ということになるんですね。
ビタミンB1
ビタミンB1は体内での糖化を抑制するはたらきがあるそう。
AGEによるカラダへの害を防ぐといえます。
ビタミンB1が多く含まれる食品は
・豚肉
・きな粉
・大豆食品
・ウナギ
・ゴマ
など。
一般的に「体によい」と言われているものばかりですね。
ここにアリシン(ニンニク・ニラ・長ネギ・玉ねぎなどに含まれる)を食えてやるとビタミンB1が働くのをサポートしてくれます。
推奨量:成人男子1.4mg 成人女子1.1mg
ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質とアミノ酸の代謝に関与。
多く含まれるのは
・牛肉
・鶏肉
・カツオ
・マグロ
・ニンニク
・赤ピーマン
・さつまいも
・クルミ
・落花生
など
これまた栄養ありそうなものばかりですね。
推奨摂取量はビタミンB1と同じです。
カテキン
緑茶に含まれていることでおなじみ「カテキン」。
カテキンもAGE阻害効果が高いそうです。
お茶なら気軽に飲めますので、まずはカテキンから摂っていくのが手軽かなと思います。
α-リポ酸
α-リポ酸は糖化を防ぐ作用に加え、強力な抗酸化作用もある、とても頼もしい栄養素。
いわゆる「緑黄色野菜」に含まれています。
・ほうれん草
・ブロッコリー
・人参
・トマト
抗AGEお手軽メニューは?
各栄養素が豊富な食材はわかったけれど、、、そこからメニューを考えるのは素人には大変ですよね。
ということで、書籍でおすすめされていたのがカテキン豆乳。
カテキン豆乳
「カテキン豆乳」は、その名の通り、粉末状の緑茶を豆乳に混ぜたもの(豆乳200mLに大さじ1の粉茶)。これを一日1,2杯。
これなら無理なく続けられそうです。
ただ、ちょっと甘みがほしくなりそうではありますね……。
どうしても、というときは人工甘味料を使うのもアリかもしれません。
人工甘味料は血糖値を上げないのでAGE的には心配ないそうなので。
(ただし、人工甘味料も「よくない説」があるようなので、ほどほどに。結局バランスが大事ですね)
ブルーベリー
AGEの蓄積を防ぐ化粧品や医薬品が開発されているそうですが、それらよりも安価なのがブルーベリー。
紹介するのは、2008年に発表されたロレアルの研究です。
AGEが蓄積すると、表皮が厚くなり、真皮にAGEがたまって薄くなります。ところが、AGE阻害薬である「アミノグアニジン」とブルーベリーを投与したところ、どちらの場合でも表皮の肥厚も真皮の委縮も見られなくなりました。時計の針を巻き戻すように、一度進んだ老化を正常状態に近づけることができたのです。
『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術』 (SB新書)Kindle版 p.127
ビタミン類やカテキンは「糖化を防ぐ・抑制」といわば盾のような役割ですが、ブルーベリーは「一度進んだ老化を正常状態に近づける」とのこと。すごい。
これは試してみる価値がありそうです。
冷凍ものですが、近くのスーパーにあったので私も早速買いました。
久々に食べてみて思いましたが、ブルーベリーの果汁の濃い紫色って、「ものすごい栄養あるよ」感がしますよね。
凍ったままのブルーベリーに豆乳を注いで少しレンジでチンして「ブルーベリー豆乳」にしたりしています。
抗酸化物質もお忘れなく
酸化と糖化はセットのようなところがありますので、抗AGEのみならず、抗酸化物質(ビタミンA・C・E、ポリフェノール)もとりましょう。
参考記事>>>【お肌】アラフォーになって後悔していること② - 野菜をあまり摂ってこなかった(活性酸素編)
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
広告
おわりに
・体内での糖化を抑制するのはビタミンB・ポリフェノール
・それを同時に摂れるカテキン豆乳がおすすめ
・老化したお肌を正常に近づけるのはブルーベリー
ということでした。