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【まとめ】お肌の曲がり角に激突のアラフォー、スキンケア見直しの全記録(敏感・混合肌向け)

敏感肌用のスキンケア商品が並べてある

スキンケアを大見直しした

 

若い頃に肌を褒められて油断していたら、アラフォーになってトラブル激増。
刺激に弱くなり、常に赤くてかゆい、クレンジングで皮膚がむけるし、毛穴フルオープン。

改めて肌について勉強してみると「もっと気をつけておけばよかった」が出るわ出るわ(関連記事>>>【まとめ】「もっと早く気をつけておけばよかった!」と後悔していること7つ )。

ということで、3年くらいかけて、スキンケアを一つひとつ見直していった記録のまとめ。

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見直しの記録

★【まずはじめに】たぶんここがいちばん大事! 肌質を正確に知るべし

資生堂 汗もとれるあぶらとり紙 010 90枚入

私の場合、いろいろと調べてからやっと認識できたのが、自分の肌質を誤解していたこと。

洗顔後に頬や口元がつっぱるので、乾燥肌だと思い込んでいたのですが、ベタつきもある混合肌でした(若い頃は皮脂があまり気にならなかったので気づかなかった)。

「乾燥には保湿よね!」と躍起になって、顔全面を保湿しまくっていたことが、むしろかゆみを引き起こしていたもよう。

一度炎症になってしまうと、どんなスキンケアを使おうともほぼ意味がないので、どの商品を使うかよりも肌質を正しく理解するほうがよほど大事だと身に染みております。

関連記事:【お肌】アラフォーになって後悔していること⑦ - 自分の肌質を誤解していた 


自己判断だと私のように思い込みで間違えることがあるので、お店のカウンターなどでお願いするのがベストなのだろうなと思います(デパート以外でもポーラ、資生堂、ファンケル、オルビスなどが実施しているらしい)。

ただまあ、おそらく商品を買わないといけない(いけないわけではないが、そのまま帰るのも気が引けますよね)と思うので、ちょっとハードル高いのもわかる。

ですが! 私は自己判断で何年も誤ったケアを続けて、肌にもお財布にもダメージを及ぼしたので、早めにアドバイスしてもらえばよかったな、と思っています(アラフォーになると肌のダメージはなかなか取り戻せないんですよ……)。

では、肌質を正確に把握した上で、各ケア見直しへ!

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①クレンジング・洗顔編

基本ポイント

クレンジングはとくに肌に負担がかかるので、
・目元やリップは先に落とし
・全体はクレンジング料でざっくり落とし
・残りは石けんで落とす(泡立てる)

詳しく:【クレンジング】 ‐ ポイントメイクだけ先に落とし全体をクリームタイプで

「うるおいを残す洗顔」が良いとは限らない

アイテム探し

ポイントメイク落とし:キュレルの乳液ケアメイク落としを使ってみた

クレンジング料:

【クリーム】 ドラッグストアで買える敏感肌向けの商品は?

【ミルク】どんな商品がある?アベンヌ、雪肌精、無印など

【ジェル】ドラッグストアで買える敏感肌向けの商品

せっけん:洗顔せっけんの使用感メモ

結論

・ポイントメイク用&とりあえず落としたいとき用:キュレル 乳液ケアメイク落とし

 

・クレンジング:アルージェのミルクジェル

ジェルよりも軽い質感で、肌への摩擦感がほぼないところが気に入っています。

これでざっくり落としたあと、石鹸でかるく洗います。

・せっけん:せっけんは基本がマイルドなので何でも大丈夫そうでした。
一応、混合肌なので洗い上がりがすっきりのものをチョイス。たとえば資生堂のホネケーキ(レッド)とか。

朝もこのせっけんで洗っています。

②フェイスマスク編

基本ポイント

・入浴中の使用はNG
・お風呂上りは汗や水分を拭きとってからつける
・使用時間を守る

フェイスマスクの使い方を誤っていたことに気づく。
湯船につかりながら長時間つけ続けたせいで肌がふやけて刺激に弱くなり、肌荒れの一因になっていた可能性あり。
ということで一時中断したものの、やっぱり乾燥が気になって、再開しました。

アイテム探し

【使用感メモ】敏感&混合肌のフェイスマスク事情

敏感肌でも使えてわりとリーズナブルなフェイスマスクをやっと見つけた

結論

「お米のマスク」がぜんぜんかゆくならなくてよい。

 

③化粧水・乳液 編

比較的リーズナブルな価格帯で手軽に入手したいので、主にドラッグストアの商品を検討していきました。

まず、各ブランドの特徴を知ろう

いまいち違いがわかっていなかったので、まずは公式サイトで特徴を勉強しなおし。

敏感肌向けブランドの特徴マップ(ドラッグストアで入手可能編)

関連記事:【敏感肌スキンケア】どれを使ったらいいの? → 各ブランドの特徴をまとめてみた①【ドラッグストア・一般編】

 各ブランドの特徴をまとめてみた②【カウンセリング化粧品編】

 各ブランドの特徴をまとめてみた③【通販編】

こうしてまとめているうちに、各ブランドのなんとなくの特徴がわかってきた。

アイテム探し

とはいえ、結局のところ、実際に使ってみないとわからないので、気になるトライアルセットをじゃんじゃん試していった。

【まとめ】トライアルセットをめぐる冒険[敏感・混合肌・アラフォー]

mame-kotukotu.hatenablog.com


トライアルで1週間程度使うのと、長期間使うのではまた事情が異なる。
いろんなパターンを試していく(最初よかったけど途中から微妙とかあるあるですよね)。

【敏感肌スキンケア】化粧水:アルージェ&保湿ジェル:ハトムギ&乳液:イハダ 

【敏感・混合肌】最近のスキンケア事情(2024年3月)- 刺激を避け続けたら肌荒れがかなり良化 

結論

私の場合は、
・お値段に質が比例すると感じたのである程度の価格帯
 →アルージェ、NOV、ラロッシュポゼ、d-programあたりで、
 夏場:混合肌用
 冬場:通常の敏感肌用(混合肌向けでない)
を使っておけば、多少の揺らぎはあれども、大崩れすることはなさそう、という結論に達しました。
同じものをつかっていると飽きるので、ローテーションしている感じです。

たとえば:夏の基礎スキンケア - ラロッシュポゼ、アルージェ

 

 

 

④日焼け止め・下地編

基本ポイント

紫外線はシミよりもシワたるみへの影響が甚大である
・だから塗っていてストレスのないものを選ぼう
・肌への負担はそこそこある
・クレンジング料との相性もだいじ

関連→【お肌】アラフォーになって後悔していること① - 冬や夕方の日焼け止めをサボったこと

アイテム探索

においや質感がストレスにならないもの、敏感肌でも使えて、落としやすいものを探していく

【敏感肌】日焼け止めの使用感を書き溜めていく【備忘録】

 

結論

NOVのUVミルクEXにたどりつきました。


やわらかいテクスチャで塗りやすいし、変なにおいもないし、とても気に入っています。
普段はこのミルクの上にファンデーションを重ね、ベースメイク終了。

このUV自体はお湯落ちアイテムですが、たぶんお湯だけだとけっこう高温にしないと厳しそう。ファンデーションを重ねるので結局クレンジングを使っています。


ファンデーションだとどうしても粉っぽくなるので、しっとり感を出したいときは、おなじくNOVの色付きの下地(ベースコントロールスムース、SPF28 PA+++)のライトベージュを。

この下地の上にパウダーをのせるだけで、肌を褒められるようになりました。
お湯落ちではないですが、せっけんで落とせる処方なのもうれしい。

⑤ファンデーション・パウダー編

前提:何を使うかよりもパフをマメに換えよ

最低限の「日焼け止め+パウダー」にしているのに、それでも肌荒れぎみだったことがあって。
なんでだ!?と思っていたら、おそらくパフの汚れも一因ではないかと……。

洗うのは面倒なので、100均の使い捨てのものを購入し、こまめに換えるようにしたらマシになった気がします。

詳しく:【敏感・混合肌】肌荒れの一因は汚れたスポンジ・パフだったかもしれない  

アイテム探し

d-programのスキンケアファンデーション(パウダー)の安心感たるや/客観的に見てもらうことは大事である

結論

dプログラムのパウダーファンデーションはかゆみの気配もなくて安心。



ちなみにファンデーションを使わない日のプレストパウダーはいまだにマジョリカマジョルカを使っております汗。
たぶん若い子向けのブランドで、私自身も若い頃に使っていたのだが、ケースがかわいすぎるし、肌も大変きれいに見えるので、なんだかんだいまだに使っている……

このプレストパウダーは、敏感肌用というわけでもないと思うのだけど、ほとんど荒れない。

www.shiseido.co.jp

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プラスアルファのケア(お悩み対策)

●毛穴問題

基本ポイント

・毛穴が目立つ要因は ①角栓のつまり ②老化(たるみ)
・黒ずみ予防には酵素系の洗顔料を
・たるみケアにはレチノールとピーリング(敏感肌の場合はナイアシンアミドで代用)

詳しく:【アラフォーの肌悩み】デコポンかと思うくらい毛穴が目立つので原因を学ぶ/敏感&混合肌でも使えるアイテムは?

アイテム探索

毛穴といえばビタミンC誘導体ということで、シーラボのVCエッセンスと美容液を使ってみたものの、敏感肌には刺激あり。

毛穴が気になるのでドクターシーラボ(VC100)使ってみたけれど、敏感肌には刺激が強かった

 

敏感肌用でかつ、毛穴ケアもできるNOVのACシリーズを使ったりもしていました。

混合肌・脂漏性敏感肌にはどのスキンケアブランドを使えばいいのか

 

結論

結局のところ、洗顔をきちんと(ただし刺激は抑えて)行って、丁寧に保湿するのが基本だと感じました。結局「基本」なのかーい(→何回もこれに到達してしまって、自分でも嫌気がさしている)。

・黒ずみ予防には酵素系の洗顔料。一応敏感肌でも使えるやつです。

 

・上でも紹介した「お米のマスク」も毛穴ふっくらにいい気がする


・美容液を使うとしたらラロッシュポゼのエファクラピールケアセラム

 

●黄ぐすみ問題

基本ポイント

・お肌の黄ばみはコラーゲンにAGEが溜まってしまっていること(AGEが茶色いのでその色が見えている)
・カルボニル化による黄ばみもあるのでやっぱり紫外線に注意

元記事:【お肌】アラフォーになって後悔していること③ - たるみ・黄ぐすみを招く「AGE」の恐ろしさをわかっていなかった

黄ぐすみの原因には糖化以外にも「カルボニル化」があるので紫外線に注意 

 

つまり、生活習慣がだいじ

・AGEを多く含む食品をとりすぎないようにする

(1)【AGEを多く含む食べ物リスト】

(2)ポテチは控えめで(悪玉AGE「アクリルアミド」を摂りすぎない)

 

・同時に、抗酸化食品を摂る

 (3)カテキン豆乳を飲みブルーベリーを食べよう【抗AGE食品】

・運動も大事

(4)食後は足踏みで高血糖を防ぐ 


わかっちゃいるけど生活習慣を整えるのはめんどくさい、化粧品とかでなんとかならん?とも思いますよね。

ということで一応調べました。が、やっぱり食べ物とかの影響のほうが大きそうだった。

詳しく→【お肌】糖化による黄ぐすみ、どのスキンケア商品を使ったらいい? - 抗糖化成分から考えてみる

 

・黄ぐすみに限らず、顔色をよくするために血行も大事

 冷えを我慢しすぎない(血行不良予防) 

もっとはやく運動習慣をつけておけばよかった

 

●余談:老人性イボ

シミだと思って放置していたら、老人性角化症(要するに老化によるイボ)でした。
ふくらんできてかゆいのが気になって、思い切ってレーザーでとりました。

詳しく:【美容】レーザーでシミ(のような老人性イボ)をとって1年経過したので感想をまとめておく 

その後、1年9か月くらい経過していますが、また少しふくらんできました。
一旦取っても後からまた出てくるので、イタチごっこかもしれないと思い始めた。

【美容】老人性イボをレーザーで除去して1年9か月経過の現在ー再発のきざし 


日々のスキンケアを丁寧にやって、それ以上は気にせず楽しく生きていくのがいいのかもしれない。

 

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スキンケア大見直しを通じて得た教訓3つ

★肌荒れ時に焦ってアレコレ試すのはやめる

アラフォーともなると、プラスのケアをいろいろしたくなってしまいますが、敏感肌なのでそこはグッと我慢。

かなり安定するまでは、美容液などはなるべく使わず、低刺激を心がけ、基本のケアを淡々と続けるべし、なのでした。

関連記事:【お肌】アラフォーになって後悔していること④ - 肌の調子が悪いときに焦って過剰なスキンケアをしてしまった 

 

★いくら雑誌やSNSで「良い」と言われていようが自分合うアイテムがだいじ

雑誌やSNSを眺めていると、「あれもよさそう!これも!」とドラッグストアなどに駆け込んでしまいますが……私の場合は敏感肌ということもあり、「お金を使っただけでなく肌も荒れる」のダブルパンチになることがほとんどでした。

とにかくいろいろ試した結果、私には敏感肌用のものが一番合っていて、何かプラスのケアをするよりも「基本のケアを毎日丁寧にやる」ほうが効果的でした(さらに年齢重ねたらまた変わるのかもだが……)

★結局、生活習慣侮れない

ちまたで言われまくる「食事、運動、睡眠」を聞くたび、「またそれか、無難な解答だなー」と思っていましたが、調べたり試しつくして結局行きついてしまったのが私も「健康にしろ、美容にしろ、食事・運動・睡眠」でした(とほほ)。