ようかんのパッケージをむいて、カットするのが面倒くさい
ここ最近、たまにふと「ようかんが食べたい」と思うようになってきました。
子どもの頃は、ようかん(羊羹)なんてまるで興味なかったんですが(他のお菓子は大好き)。
甘党の父が、ようかんや甘納豆をよく一口くれましたが「甘ったるいし、歯ざわりもねっとりしているし、わざわざ好んで食べるほどのものだろうか」なんて思っていました。
父に「まだ食べる?」と聞かれたら必ず「いい」と毅然と断っていたほど。
そんな私でも、ここ最近、無性にようかんが気になる(歳をとったのだなあ……)。
ようかんを見かけると、それこそ何十年も食べていないのに「あ、食べたい」と思うから不思議です。
とはいえ、ようかんって、食べるまでが結構面倒ですよね。
ピタピタに貼りついている包装パッケージをはがし。
まな板と包丁を出し。
一口大にカットしてお皿にうつし。
つまようじをさし。
全部は食べきれないから残りはラップして冷蔵庫へ。
まな板と包丁を片付ける。
特にここ最近は、新型コロナウイルスの影響で、「食品のパッケージにもウイルスがついている可能性がある」なんて言われますから、なおさら気を遣いますしね。
パッケージを拭くなり洗うなりしたほうがいいのだろうか、とか。
そんなことを考えていたら「面倒だからまあいいや」となっていました。
が!
素晴らしいようかんを発見しました。
(けっこう前からあったのに気づかなかっただけかもしれませんが)
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井村屋の「片手で食べられる 小さなようかん」
外袋から中身を取り出すと、スティック状のようかんが!
スティック状ようかんの(縦方向の)真ん中に「ココを押すだけ」と書いてあります。
え、ほんと? 押すだけ?
押したらようかんでてくるの?
そんなうまいこといかないでしょ。
と思いつつ、「ココを押すだけ」を押してみると、袋の上部の口から、ようかんがにゅるっと!
(肝心の写真を撮り忘れた……)
出てきたようかんを食してみると、これまたおいしいんです!
甘すぎることもないけれど、あんこの風味もしっかり残っていて。
あっという間に完食。
下のほうに残っていたようかんも楽に押し出せたので、食べづらいと感じることもありませんでした。
まとめると
・手が汚れていても食べられる
(もちろん食事前に洗いはしますけどね)
かつ
・手を汚さずに食べられる
(ようかんはベタベタしますから)
そして
・一回分の食べきりサイズなのが素晴らしい
(残りを冷蔵庫に、とか、早めに食べきらないと、みたいなプレッシャーがない!)
しかも
・意外とカロリーが低い(39kcal/1本)
(糖分はありそうだけど)
さらに
・ポリフェノールも入っている!
(抗酸化作用!)
ひとくちでいいから甘いものが欲しい、というときにピッタリ。
私にとってはもう手放せないおやつになってしまいました。
食欲がないときでも、これなら手軽に糖分補給できます。
常温でも大丈夫ですが、夏場は冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ。
こんなに素晴らしい商品、どうしてもっと宣伝しないのだろう、なんて思ってしまいます。
(宣伝してもやはり購入する層はある程度限られているのだろうか……)
ちなみに、私は近所のスーパーで見つけました。
お菓子エリアの和菓子コーナーに置いてあると思います。
私がしょっちゅう買いまくるせいか、ここ最近は品切れのことも。
ドラッグストア(比較的大きめの店舗)でも見かけたことがあります。
スポーツ用もある!
片手で食べられるということは、例えばスポーツ中とか、屋外作業中でも糖分補給できるわけで、すごく需要ありそう、、、と思っていたら、もうすでに発売されていました。
こちらは塩分も入っている!
すばらしい。
ようかんだと甘すぎるという方はワンプッシュゼリー!
非常持出袋に入れられる! 5年保存のえいようかん
あと、長期保存可能な「えいようかん」なるものも!
こちらは押し出して食べるスティックタイプではないですが、フィルムを引っ張るだけで開封、そのまま食べられるようです。
水なしで食べられるし、アレルギーフリーなんだそうです。
井村屋さんのウェブサイトの開発ストーリーに胸があつくなる
ここ数年の豪雨や、最近でいえば新型コロナウイルスの影響で、「ある程度は備蓄が必要」ということをひしひしと感じています。
買っておこうかなあ、と考え中。
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おわりに
なんだか、井村屋さんの回し者のようになってしまいましたが……ただの「片手で食べられるようかん」に感動した者です。
井村屋さんといえば「あずきバー」の印象が強かったですが、かなりいろいろ発売されているんですね。
これも食べてみたい。
抹茶味は外国人の方にも楽しんでもらえるのでは(現在の社会情勢では当面観光も難しそうですけど)