豆ちゃんのコツコツ帖

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心拍数や睡眠計測によって漠然とした不安が軽減したのが一番の収穫かもしれない - シャオミのMiスマートバンド5

Miスマートバンド5

ここ数年、いわゆるスマートウォッチが欲しいなあ、と思いつつも、どれにするか考えるのが面倒で、購入を見送っておりました。

知人にシャオミのスマートバンドを勧められ、購入してみたところ、すこぶる良かったので記事にしています。

Apple Watchのような(子機的な)本格機能までは要らないが、心拍数とか睡眠トラッカー的なやつが欲しい、という方にとてもおすすめです。


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開封の儀

Miスマートバンド5の入った黒い箱が写っている画像

Miスマートバンド5 パッケージ

余談ですが、Miスマートバンド5の日本語版を買おうと思って、わざわざ発売日まで待機していたというのに、諸事情でグローバル版を注文してしまうというミス。

まあ、表示が英語なだけであろう、と気を取り直して開封。

包装されたスマートバンドと充電コネクタと説明書の画像

箱の中身

諸々の設定を済ませ(ファームウェアのアップデートなど、1時間以上かかりました)、装着。

Miスマートバンドを装着した手首の画像

Miスマートバンドを装着

スマートウォッチって、画面が大きいものが多いですが、Miスマートバンドなら手首の細い人でも違和感ありません。

ただ、本体自体は曲がらないので、バンドが折れ曲がるところに隙間はできてしまう。

Miスマートバンド5を装着したときの隙間の画像

手首が細いと隙間は生じる

隙間ができても、センサーがきちんと肌に接していれば問題なし。
この状態でもきちんと計測できています。


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とくによかったと思うところ

24時間つけていても気にならない

スリムかつ軽量なので、24時間ほぼつけっぱなし(※)でも違和感ありません。
(※)お風呂のときだけ外しています(水圧は問題ないと思うのですが、体温より高温になるので劣化が早まったら嫌だなあ、と。公式サイトでも「シャワーまたは水泳で着用可」とありますし)。

このつけ心地があってこそ、睡眠の状態も負担なく計測できるんですね。
また、運動時も邪魔になりません。

睡眠計測で不安が減少

日々の睡眠データ(全体の睡眠時間、浅い眠り、深い眠り、覚醒時間等)も参考になるのですが、それらの月平均時間や平均の入眠・起床時刻も算出してくれるのが便利です。

実際に睡眠計測してみてわかったことは、深い眠りの時間は短いものの、「心配していたよりはちゃんと眠れている」ということが判明しました。

寝つきが悪いのに一旦眠ると起きられなかったり、夜間の鼻づまりもあって「眠りの質が相当悪いのでは」とここ数年かなり不安に思ってきたのですが、ユーザーの平均値よりだいぶ良い点数でした。
どこまで信じてよいかは不明(※)ですが、不安が軽くなったのは良かったです。

(※)睡眠計測の精度については、他のユーザーの記事などを読むと、「以前よりはマシにはなっているけど、どの程度正確かは微妙」といったところのようです。あくまでも目安、と考えたほうがよさそう。

運動中の心拍数がわかるので運動強度を調整しやすい

もともと心拍数が速めなせいか、学生時代のマラソンの授業ではビリのくせに脈拍200回/分を叩き出していた私。

健康を考えて現在はジムに通っているものの、「どの程度頑張っても(追い込んで)よいのか」と不安だったんです(「中年以上になるとあまり強度の高い運動はよくない」なんて聞きますからね)。

スマートバンドのおかげで、心拍数を確認しながら運動できるようになったので、「おや、今日はちょっと心拍が速めだからほどほどのところで切り上げよう」など、うまく調整できるようになりました。

歩数のとりこぼしがない

以前、オムロンの活動量計を使っていたのですが、ついつい持ち歩くのを忘れて、、、使わなくなってしまいました。

オムロン(OMRON) 活動量計 カロリスキャン ピーチ HJA-310-PK

オムロン(OMRON) 活動量計 カロリスキャン ピーチ HJA-310-PK

  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: スポーツ用品
 

 その後は、スマホの歩数計を目安にしていたのですが、ジムで運動しているときや、自宅内でのちょっとした移動は計測できず、「真なる歩数が不明」という状態でした。

スマートバンドだと、つけっぱなしにさえしておけば、かなり正確に歩数が把握できるのがいいですね。

また、自宅で踏み台昇降をするときも、ある程度の速度以上であればきちんとカウントされます。
「一日〇歩」の目標を達成しやすいです。

座りっぱなしアラーム

デスクワーカ―におすすめの機能。
一定時間、座りっぱなしが続くと、振動して教えてくれます。

「こまめに立ち上がろう」と意識してはいても、つい「キリのいいところまで」なんて作業を続けていると、後で疲れが出たり、座りすぎでお尻が痛かったりするんですよね。
アラームが鳴ったら自動的に立ち上がるようにしています。

バッテリーの持ちのよさ

数あるスマートバンドの中でも、電池の持ちはシャオミがダントツなのではないでしょうか。

実際に使ってみた感触としても「むちゃくちゃ持つ」という感じ。
心拍数検出頻度によって変わりますが、私は2週間に1回くらいの充電で十分です(心拍数検出頻度30分に1回)。

また、充電もマグネット方式なので、本当にラクです。


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現時点ではそんなに使っていない機能

ストレスモニタリング

測定してみたところ、「自分の感覚と数値がきちんと一致しているな」という感じでした。

自分の感覚と一致している、ということは、わざわざ測定しなくてもわかりそうなので、バッテリー節約のためにオフにしています。

「気づかないうちにすごく疲弊してた」的なパターンに陥りやすい方(突然疲れがドット出るなど)には、すごく役立つ機能だと思います。

PAI(パーソナルアクティビティインテリジェンス)

年齢、性別、心拍数などは人それぞれ違いますので、その人が「どのくらい運動すればいいか」の指数ですね。
活動量計に近いのかもしれません。
こちらもバッテリー節約のためあまり使用せず。

スマホとの連動(MiFitアプリのみ使用)

多くのスマートウォッチと同様に、バンドのほうで着信を確認できたり、カメラを起動できたりするのですが、(Bluetoothを常時ONにしないといけないので)スマホ自体のバッテリーを消耗するのが懸念で使っておらず。
(もちろんスマートバンドで収集した心拍数や睡眠データなどはアプリ経由でスマホで確認しています。そのときだけBluetoothオンにしています)

これから購入される方向け情報

画面保護フィルムは吟味せよ

本体の話でなくて恐縮ですが、画面保護フィルムはきちんと選んだほうがいいです(Amazonのレビューなどを凝視!)。

適当に注文してしまったところ、「どれだけ慎重に張り付けても気泡が大量」&「着替えなどのときにすぐ剥がれる」&「フィルムの内側の溝にホコリが溜まる」などなど、後悔しております。

ファームウェアなどのアップデートは時間がかかる

最初にバンドとスマホをペアリングするときや、ファームウェアなどのアップデートはかなり時間がかかります(1時間以上のことも)ので、お時間に余裕があるときの開封をおすすめします。


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おわりに

私は、もともと心拍が速めだったり、たまに動悸がする(ような気がする)こともあったりして、「とくに悪いところはないのだが漠然と不安」というタイプの人間なのですが、Miスマートバンドを購入してから、漠然とした不安がだいぶ和らぎました。

「なんか心配」と思っていると、ますますストレスになって状況が悪化したりしますが、そんなときでも心拍数や睡眠データを(比較的正確に)把握できると、「なんだ、心配するようなことないじゃん」的に冷静になれるんですよね。

不安が減ったおかげで前向きになり、するとジムに行く頻度も増えるので、心身ともより健康になった気がします。
たぶんもう手放せないですね。

 

 

お題「#買って良かった2020