壊れたわけではないのですが、カビを生やしてしまって「これはもう限界かも知らん」と思った加湿機(※)について。
(※)本来は「器」のようですが、清浄機能がついている場合などは「機」のようで、説明書も「機」だったのでそちらをメインで使っています。
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2019年から某P社の加湿機を愛用
アレルギー性鼻炎持ちで、とくに乾燥がダメで、冬場はもうムズムズからのくしゃみ止まらず。
夏場ですらエアコンや扇風機の風でムズムズするので、梅雨以外は常時加湿器を使用しています。
加湿力と電気代重視で、選び抜いたこちらの加湿機。
>>>ヒーターレス気化式加湿機を使って1年以上経過したのでメリットデメリットを挙げる
カビ防止のイオン除菌ユニットが常に水に浸かっている仕組みなので、一般的な加湿器よりはカビにくくなっています。加湿力も優秀。
10年くらいは使うつもりだったので、面倒なフィルター掃除も、かなりマメにやってきました。
だが、しかし。掃除できないファン部分にカビが生えた……
まめに掃除してきただけあって、フィルターやタンクなど、目に見える部分にはカビは生えずに済んでいました。
しかし、なんかカビくさいぞ……と思ったのが今年の春頃。
もしかして、掃除できない(分解できない)部分に生えているのでは……。
説明書には分解できないって書いてあるけど、自己責任で分解できるところまでやってみようと思い。
せいぜいファンの下についている網を外せるくらいでしたが、すでにその網にカビが……やっぱりね。
ということはおそらく。
本体をひっくり返して、底側からファン部分をのぞき込んでみたところ。
(※閲覧注意)
ぎょええええええええ!
あ……あんなに掃除してきたのに!
たぶん、風の吹き出し口(ここも解体できない)から内部にホコリが入って、それがカビが付着する物質になったのだろうと思われます……。
もちろん、綿棒を突っ込んでホコリを取ってはいましたが、外せないのでどうしても残ってしまいます。
それがファンのほうに落ちて、カビと一緒になり……成長……。
ファンをつけっぱなしならカビも生えるヒマもないと思うので、外出時とか、雨だから一日つけなかったとか、そういう隙にじわじわ生えたんでしょうな。
できる範囲で除去
ファンは取り外せなかったので、手を突っ込んで、できる範囲で除去しました(※自己責任でやっております)。
ふう、けっこうきれいになりました。
一応これで様子見。
と思ったら、フィルターにもカビが
カビのにおいもほとんどしなくなったので、加湿器を再び使いはじめたのですが。
次の掃除のタイミングでフィルターを取り出したところ……
ショック!
やはり、一度生えると胞子が飛ぶって言いますもんね……。
あるいは掃除したときの残りカスが落ちて、そこから広がったのかも。
ということは、見た目上きれいにしても、加湿機内に残っているということであり。
使うたびに胞子をまき散らしている可能性が高く。
これはもう、まるごとカビキラーに浸けるくらいしか方法はなく、現実的にはいかんともしがたいのかもなあ、とうなだれております。
4年近くほぼ毎日使ったので、寿命といえば寿命なのかもしれませんが……。
加湿能力とか、おやすみモードの静かさとか、電気代がそこまでかからないところとか、けっこう気に入っていたので、ショックではあります。
最近の商品ならリニューアルしているかなと公式サイトを見たのですが、基本構造は変化ない(=吹き出し口やファン部分は分解できない)ようでした。
結局、ポットタイプなのか?
手入れがラクといえば、象印の加湿器が有名ですよね。
ほぼほぼ電気ポットの構造なので、お手入れもクエン酸洗浄だけだし。
ただ、気になるのは電気代。
とくに昨冬シーズンから電気代が爆上がりしていますし。
これがネックで、ずっと避けてきたのですけれども。
まあでも、沸騰させるわけですから、カビが生えることはまずないのと、面倒なフィルター掃除からも解放されると思うと、アリなのかな……。
秋になると乾燥で鼻炎が悪化するので、それまでには調べて決めたいと思います。
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今週のお題「最近壊した・壊れたもの」